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未経験から資格
習得を目指す
介護職員初任者研修
受講レポートvol7
第7回
最後の授業!実技はもちろん
気になるのは座学での終末期介護
会社員脇 俊介さん(38歳)
平日は仕事をしているので、
現場でも活躍しています。
勤めている会社の介護事業部に配属されたのをきっかけに、自分でも介護の知識や実践を学びたいと考え受講を決めました。
平日は仕事をしているので、土曜クラスで受講しています。4月~7月まで楽しく学びたいと思います!
初任者研修 受講のSTEP
受講のSTEP
通学講習
(15日間)
教室で実際に体を動かして介護技術を学びます。
自宅学習
(3〜5回提出)
テキストをもとに介護職員に必要な介護の基礎知識を自宅で学習します。
修了試験
修了
修了証を
授与!
学習内容
8日目
7月24日(木)
振替で八王子へ!
着替えの介助を学びます。
今日は受講できていなかった8日目の授業を受けに八王子教室へ。内容は「整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護」です。簡単に言うと着替えの介助ですね。最初に先生から本日の重要なキーワードが発表されました。それは「脱健着患」です。意味は服を脱ぐときは健側(動く方)からで、着るときは患側(動かない方)から行うことですね。この原則を守りながら午前中は端座位での着替えの介助を学びます。
一通り手順を教わった後、グループワークです。私たちのグループのお題は「腰痛持ちで右片麻痺の利用者様の着替え介助」です。自分はほとんど腰痛って経験がないんですが、幸いにも(?)グループ内に腰痛持ちの方がいらっしゃったので色々意見を聞くことができました。この体勢は辛い、逆にこういう体勢は楽とか、それに合わせて介助の方法を変える事でなかなか良い発表ができたのではないかと思います!
午後は寝ている状態での浴衣の着替え。
みんな悪戦苦闘!
午後はベッドに利用者様が寝ている状態での浴衣の着替えの方法を教わります。気を付けなければいけないポイントが結構あり、手順も少し複雑なのでみんな悪戦苦闘していました。どのグループも苦労していたのが、腕を浴衣にどうやって入れるか、でした。言葉で書くと簡単そうにみえますが、意外に肘がつっかかって入らないんですよ!ですが、その度に先生から丁寧に教えていただけたのでなんとかみんなコツをつかむことができて、最後にはスムーズにできるようになりました。その後、手順書を書いてこの日の授業は終了です。
実技の授業の振替は初めてで、人見知りの自分は緊張してしまいましたがクラスの雰囲気は和気あいあいとしていて、それでいて皆さん真剣でとてもいい雰囲気でした。八王子から帰る電車の中でも「脱健着患」が頭から離れませんでした(笑)。
利用者様に無駄な動きを
させないように
着替えさせるよう
練習が必要ですね!
7月25日(金)
会社の後輩相手に
着替えの復習!
端座位での着替え介助はベッドがなくても出来るので、会社の後輩を相手に仕事の休憩時間を使って復習してみました。「脱健着患」を忘れずに、昨日教わったことを思いながら行いました。結構スムーズにできました!相手役の後輩も実は初任者研修を修了しているのでお互いに確認しながら復習できたのでいい機会だったと思います。
今まで学んだことも
こういう風に復習したい
と思います!
12日目
7月28日(月)
どう死を迎えるのか。
とても考えさせられました。
12日目の授業の振替で今回は池袋教室で受講しました。この日の授業は「終末期介護」に関してと「移動・移乗に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護」です。午前は主に「終末期介護」に関して学びます。
「人の死」に関して、この日ほど考えた日は今まで生きてきた中でありませんでした。死が近づいてきた中で介護職としてどのような関わりが出来るのか、そして介護職という仕事がとても社会的な役割が大きい仕事なんだなあと、先生の実体験のお話や授業を聞く中で改めて思う事ができました。
「終活カウンセラー」の資格を持つ
先生も、
多くの利用者様の
最後を見届けてきたそうです。
グループワークでは余命3カ月と宣告されたある利用者様に対して、どのような事を大切にして介助をするかというテーマでした。ちょっと重いテーマだったからか、なかなか意見がまとまりませんでしたが、その利用者様とご家族に対して介護職として何が支援できるのかを考え、最終的には利用者様の意向が最優先という事で発表を行いました。
利用者様の希望やそのご家族の
お話をとにかくしっかりと
聞くことが大事ですね。
午後は実技で身体を動かします!
まずは車いす移動の介助
午後は学習内容がガラリと変わって移動の介助です。車いすや杖を使った介助の方法を学びます。7日目の授業で車いすには少し触りましたが本格的に学ぶのは今日が初めてです。注意事項や操作方法などを一通り聞いた後段差の上り下りなどの方法を学びました。
実際に乗ってみると、急に動かされたり、車体を斜めにされたりするとちょっと怖いです。自分でもそう思うのですから高齢者の方は余計そうだと思います。ですのでちょっとしたことでもお声掛けして、少しでも不安を取り除いてあげることが大事ですね!
教室には机なども利用して、細い道や散歩歩道も再現し、実際にコースを回りながら考えます。
大きな段差を登るのにはコツがあり、
1人1人マスターできるまで実践!
グループワークでは眼帯をしていて片目が見れない右片麻痺の利用者様の車いすでの通院介助について考えます。教室内に段差や横断歩道などを擬似的に作成し、どのようにすればいいのか話し合います。眼帯をしているという事はその方向が見れないので、その辺りをどうやってお声掛けをどうするか、また右片麻痺なので注意するポイントは何なのかを中心に話し合い、発表しました。
机なども利用して、
細い道や横断歩道も再現し、
実際のコースを周りながら考えます。
車いすのグループワークが終わった後は、杖での歩行介助を学びました。皆さん、杖をついて歩いたことありますか?自分は初めてだったのですが、足の運び方は階段の上り下りなどで異なってくるので教室のあちこちから「足、どっちだったっけ?」っていう声が聞こえてきました。
また杖を使う事って、見た目は楽に見えるんですけど結構体力を使うのですね。私たちのグループでずっと利用者様役をやっていただいた方がいましたが、最終的にバテていました。こういう風に、利用者様と同じ立場になって気持ちを理解することって本当に大事だと実感しました。
脇さんが学んでいる講座はこちら
介護職員初任者研修
-
費用
(教材費込) - 【入学金】0円
【受講料】79,800円(税込87,780円)
【その他】教育訓練給付制度対象講座
就職活動を有利に進めるならお得な「初任者研修+実務者研修講座」がオススメ!!
お得なセット講座をみる- 期間
- 自宅学習:3~5回提出
通学:15日間
短期集中コース、準短期コース、平日コース、土曜コース、日曜コース、夜間コースから選べます。
(短期集中コース約1ヶ月、その他のコース3~4ヶ月)
- 内容
初任者研修は、初めて介護に関わる方の入門講座です。だからこそ「誰から学ぶか」ということは、その後の仕事に対する姿勢や価値観を左右する大切な資格です。三幸福祉カレッジの初任者研修では、「技能と心の調和」を教育理念に掲げ、一人ひとりの利用者様に寄り添った介護を考えて行動できる介護職員を育てています。
三幸福祉カレッジの初任者研修
3つのポイント
現場経験豊富なベテラン講師が指導
現場経験豊富な講師が実践に即した情熱あふれる指導を行います。介護経験がない方にも、理解度に応じて基礎からレクチャー。現場経験に基づいた実践的な介護技術のポイントを具体的にお伝えします。さらに三幸福祉カレッジでは定期的に講師研修会を開催し、最新の知識を取込み、授業の質を向上させています。
電話一本で無料の振替受講が可能
急用や体調不良で通学講習に参加できない場合でも、無料で授業を振り替えることができるので、働いている方も安心してご受講いただけます。お電話1本で、ご都合のあう日程にて振替受講を行う日をご予約頂けます。 ※都道府県により規定が異なります。
専門校だからできる!
豊富な講座ラインナップ
介護・福祉の専門校である三幸福祉カレッジでは、介護職のスタートラインである「介護職員初任者研修」はもちろん、現場で働く中で必要となってくる「実務者研修」や「介護福祉士受験対策講座」「ケアマネジャー受験対策講座」と、豊富な講座ラインナップであなたのキャリアアップをサポートします。「これから介護の勉強をはじめたい」という方にこそ、将来を見据えたスクール選びをお勧めします。